子どもに<NO>と言いたいときは、まずは<Yes>から!~
まず相手の意見や気持ちにYESと同調してから、Butと自分の考えを主張する手法。相手に不快感を与えないだけでなく、自分の意見を受け止めてもらえたと感じると、人は他人の言葉にも耳を傾けられるようになります。これは、親子関係において、良好なコミュニケ-ションを図るためにも有効です。
たとえば、「宿題めんどくさい!」と、なかなか取り掛からない子どもに対して、「何言ってるの! 早くしなさい!」ではなく、「こう暑くては、さすがに勉強するのもキツイよね」と言えば、子どもは、少なくとも<面倒だ>という自分の気持ちを親は分かってくれたんだと感じます。
ちなみに、「勉強、頑張ってね!」。これは、あくまで励ましの言葉であって(発破をかけている)、子どもの気持ちを受容した言葉とは言えません。あしからず。